里山ウェルネス研究会が長野県中島恵理副知事を表敬訪問 飯山市で実施する林福連携事業が環境省SDGs事業を受託したことを報告しました。

事業の主役となる里山エネルギー商品「ログファイヤー」
事業の主役となる里山エネルギー商品「ログファイヤー」

森林・里山と健康をつなぐ事業を手がける里山ウェルネス研究会(長野県飯山市 代表:上岡裕)が、環境省の「平成30年度持続可能な開発目標(SDGs)を活用した地域の環境課題と社会課題を同時解決するための民間活動支援事業」を受託。9月10日、この事業を担当する中部環境事務所とともに、中島恵理副知事を表敬訪問しました。

今回受託した「里山保全体験を通した障がい者雇用促進を目指すプログラム事業」では、飯山市の自然豊かな景観を守るために実施する里山整備から生まれるスギやカラマツなどの間伐材を有効活用するために考案された「ログファイヤー」の生産を中心に、環境教育に活用される木のグッズの加工や、里山を保全するための整備の実践のなかに、障がい者が関われる作業を探していきます。

 

2年にわたって飯山市で積み上げた成果を、地域で手がける持続可能な開発目標(SDGs)を達成するモデルの一つとして全国へ発信していきます。

 

中島副知事からは、長野県内の事業が採択されたことについての感謝の言葉をしていただき、「SDGs未来都市」として障がい者の雇用促進を目標の一つに掲げる県との協働についてのご提案もいただきました。9月18日から始まる「飯山林福連携推進協議会」を通して事業に反映していくことになります。

 

里山保全、減災、障がい者雇用の一人三役を担うログファイヤー

里山整備から出る材を木ロウソクに加工。普段づかいとして幻想的な明かりにして楽しんだり、キャンプファイヤーで遊んだりすることもできますが、いざという時には必要な明かりや熱を供給する里山エネルギー商品となります。その生産の工程で障がい者の人に加工の作業をしてもらう道を模索することで就労支援施設のサポートを目指します。 

 

里山エネルギー株式会社は、この商品を長野発の里山エネルギー商品としてプロデュースしきます。みなさんご支援をよろしくお願いします。